こんにちは!
和整骨・整体・鍼灸院です!
本日は土用についてご案内させていただきます!
皆様土用の丑の日は聞いたことがあると思いますが、実は夏以外にも土用があります!
土用の入り(どようのいり)とは、年に4回ある「土用」という期間の始まりの日のことです。
「土用」とは、古代中国の五行思想に由来する暦の雑節で、季節の変わり目にあたる期間のことです。具体的には、立春、立夏、立秋、立冬の前のそれぞれ約18日間を指します。
春の土用: 立夏の約18日前
夏の土用: 立秋の約18日前
秋の土用: 立冬の約18日前
冬の土用: 立春の約18日前
このように、土用はそれぞれの季節の終わり、次の季節への移行期間にあたります。一般的には、夏の土用が最もよく知られており、「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣がありますね。
また土用と東洋医学は深く結びついています。東洋医学の五行思想では、万物は木・火・土・金・水の五つの要素で構成されていると考えられており、土用はこの五行思想の「土」の気に支配される期間とされています。
土用の特徴(東洋医学的視点):
季節の変わり目: 各季節のエネルギーがピークを過ぎ、次の季節への準備期間に入るため、心身ともに不安定になりやすいと考えられます。
「脾(ひ)」の働きが活発になる: 五行で「土」は消化器系を司る「脾」と深く関連付けられています。そのため、土用は消化吸収の働きが活発になると言われています。
体調を崩しやすい時期: 環境の変化や消化器系の負担から、食欲不振、胃もたれ、倦怠感などを感じやすいとされます。
東洋医学的な過ごし方(土用):
無理をしない: 激しい運動や旅行など、体に負担のかかることは避け、ゆったりと過ごすことが推奨されます。
食養生を心がける: 消化の良い温かい食事を摂り、胃腸に優しい食材を選ぶと良いでしょう。
養生に努める: 十分な睡眠を確保し、体を冷やさないようにするなど、日々の生活で体を労わることが大切です。
このように、東洋医学では土用を単なる季節の区切りとして捉えるだけでなく、人間の体調や過ごし方にも影響を与える重要な期間と考えています。
現在春の土用期間中になります。
お身体の不調や冷え対策などにぜひ鍼灸治療やストレッチなどご活用ください!!
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